拡大物性委員会(日本物理学会2019年秋季大会@岐阜大学 9/10 17:30-)

2019年秋の拡大物性委員会は2019年9月10日(火曜日:学会初日)17:30-19:30(2019年秋季大会@岐阜大学 D16会場)にて開催いたしました。多くの方にご参加いただきありがとうございました。

議事録はこちら

1.開会挨拶(5分)

2.事務局報告(15分)

 2-1 東大物性研人事選考協議会委員の推薦について
 2-2 東大物性研共同利用施設専門委員の推薦について
 2-3 APCTP委員の推薦について
 2-4 物性グループ年会費について

3.共同利用施設からの報告(5-10分)
 3-1 京大基研 教授 早川 尚男
3-2 KEK物構研 教授 瀬戸 秀紀

4.話題

 4-1(45分)(招待講演)
  「エビデンスに基づく政策立案に向けた方向性 ー研究力の分析を中心に-」
   内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官 宮本 岩男

 4-2(25分)
  「ヘリウム危機について」
    名工大   教授  大原 繁男
    東大物性研 准教授 山下 穣

 4-3(5分)
  「マスタープランWGからの報告」
    神戸大理 教授 播磨 尚朝

 4-4(5分)
  「強相関電子系国際会議(SCES2019)の進捗報告」
    神戸大理 教授 播磨 尚朝

 4-5(5分)
  「低温物理学国際会議(LT29)の進捗報告」
    東大工 教授 永長 直人

 4-6(5分)
  「統計力学国際会議(STATPHYS 28)の日本での開催決定の報告」
    お茶の水女子大学 教授 出口 哲生

5.その他

「物性研究に関連する大型将来計画について」の案内(2018年12月27日)

2019年3月締切で2月に公募が行われる見込みのマスタープラン2020について、「マスタープラン」提出を予定しているコミュニティの代表に、「マスタープラン」に関係する大型将来計画について広く物性研究者に説明を行なっていただき、意見交換を行います。第一回の会合を「物性研究の大型将来計画について」として、2018年9月13日に行い、4つの計画について話を聞き、意見交換を行いました。今回は、さらに3つの計画の方にも参加していただきます。もし、この他に計画をお持ちで、発表を希望される場合は、物性委員会までご連絡下さい。
物性委員会が周辺領域も含めた様々な計画の賢明な良き理解者となるためにも、多くの皆様にご参加いただき、有益な意見交換の場としていただきたいと思います。
(物性グループメンバーでなくても)どなたでも聴講可能です。参加登録も不要です。

主催:物性委員会
日時:12月27日(木)13:30〜17:00
場所:東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト
(TX柏の葉キャンパス駅 西口 徒歩1分 UDCK 1階多目的ホール)
http://www.fc.u-tokyo.ac.jp/satellite/

プログラム
1. 開会の挨拶
2. 13:30-13:50:「パワーレーザーインテグレーションによる新共創システム:J-EPoCH計画」(仮)兒玉了祐(阪大レーザー研)
3. 13:50-14:10:「大強度低速陽電子施設」長嶋泰之(東理大理)
4. 14:10-14:30:「定常高温プラズマにおける粒子・エネルギー循環の学理」森﨑友宏(核融合研)
5. 休憩20分
6. 14:50-15:10:「強磁場コラボラトリー形成と強磁場科学の展望」野尻浩之(東北大金研),金道浩一(東大物性研)
7. 15:10-15:30:「極限コヒーレント光科学イノベーション」(仮)秋山英文(東大物性研)
8. 15:30-15:50:「J-PARC物質・生命科学実験施設第2ターゲットステーション」(仮)下村浩一郎(J-PARCセンター)
9. 15:50-16:10:「物性科学連携研究体」山本浩史(分子研)
10. 休憩20分
11. 16:30-17:00:意見交換

「物性研究の大型将来計画について」の案内(2018年9月13日)

マスタープランWGの提案による会合を以下のように開催いたします。

「物性研究の大型将来計画について」
日時:2018年9月13日(木)10:00〜16:00
場所:大阪大学豊中キャンパスシグマホール

2019年3月締切で2月に公募が行われる見込みのマスタープラン2020について、「マスタープラン」提出を予定しているコミュニティの代表に、「マスタープラン」に関係する大型将来計画について広く物性研究者に説明を行なっていただき、意見交換を行います。

学術会議において、物性研究の「マスタープラン」に関する十分な情報が必要であり、物性研究の発展を目指すためにも、物性委員会は「マスタープラン」策定の段階から学術会議の委員を始めとして広く物性研究者の間で物性研究の「マスタープラン」に関係する大型将来計画ついて情報共有する機会が必要であると結論し、このような会合を持つことにいたしました。

たくさんの参加をお待ちしています。

プログラム(予定)

  1. 開会の挨拶
  2. 10:00-11:00 強磁場コラボラトリー形成と強磁場科学の展望
    [申込者:野尻浩之(東北大金研),金道浩一(東大物性研)]
  3. 11:00-12:00 極限コヒーレント光科学イノベーション(仮)
    [申込者:秋山英文(東大物性研)]
  4. 13:30-14:30 J-PARC物質・生命科学実験施設第2ターゲットステーション(仮)
    [申込者:下村浩一郎(J-PARCセンター)]
  5. 14:30-15:30 物性科学連携研究体
    [申込者:山本浩史(分子研)]
  6. 15:30-16:00 意見交換
  7. 閉会の挨拶

(説明と意見交換の長さによって、途中の開始と終了の時間は変わる場合があります)

随想:“どこでも電子ジャーナル”と「3つの提言」石田武和(パリティ2015年12月号)

物理科学月刊誌『パリティ』の2015年12月号に石田武和(2012-2015年度物性委員長)による随想:“どこでも電子ジャーナル”と「3つの提言」が掲載されました。

石田武和:”どこでも電子ジャーナル”と「3つの提言」, パリティ Vol.30 No.12  pp.66-69 (2015).(丸善許可済みpdfファイル)