IUPAP C10 2017 YOUNG SCIENTIST PRIZE IN THE STRUCTURE AND DYNAMICS OF CONDENSED MATTER

KEK物構研の村上洋一さまより以下の情報をいただきました。


IUPAP C10 2017 YOUNG SCIENTIST PRIZE IN THE STRUCTURE AND DYNAMICS OF CONDENSED MATTER への推薦のお願い

IUPAP (International Union Pure and Applied Physics) C10 (Structure and Dynamics of Condensed Matter)では、凝縮系における構造とダイナミックス研究において、優れた業績を挙げた若手研究者(博士の学位取得後8年間を超えないもの)を対象として、毎年1名にYoung Scientist Prizeを与えています。この度、2017年度のIUPAP C10 Young Scientist Prizeの推薦を受け付けることになりましたのでお知らせ致します。

推薦の締め切り日は、2016年8月15日です。

当分野の優秀な若手研究者を顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援するために、是非、積極的なご推薦をお願い致します。

なお、授賞式はアメリカ物理学会のMarch meeitngの中のセッションで行われます。
これまでの受賞者に関する情報や推薦に必要な書類などにつきましては以下をご参照ください。
C10: STRUCTURE AND DYNAMICS OF CONDENSED MATTER|IUPAP

本件につきまして、ご質問などありましたら、お気軽にKEK物構研の村上洋一までご連絡下さい。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

IUPAP C10 委員 村上洋一
高エネルギー加速器研究機構・
物質構造科学研究所・
放射光科学研究施設 / 構造物性研究センター
〒305-0801 つくば市大穂1-1
TEL: 029-864-5589 FAX: 029-864-3202
E-mail: youichi.murakami@kek.jp
ホームページ: http://www2.kek.jp/imss/pf/

European leaders call for ‘immediate’ open access to all scientific papers by 2020

EU加盟国は2020年までに科学論文の即時オープンアクセス化を目指すことで合意したとのこと。

日本学術会議公開シンポジウム「物性物理学・一般物理学分野の展開と大型研究計画」(2016年3月11日)

日本学術会議公開シンポジウムとして、「物性物理学・一般物理学分野の展開と大型研究計画」が開催されます。


日時
2016年3月11日(金) 9:30-16:30 (受付 9:15 開始)
会場
日本学術会議 講堂(東京都港区六本木7丁目22-34、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口 歩1分)
趣旨
日本学術会議第三部物理学委員会物性物理学・一般物理学分科会では、マスタープランへの提案にあたり、本シンポジウムで関連分野に計画を紹介して、広く意見交換を行います。さらに、若手研究者による研究の発表を企画して討議や交流等を行い、研究の振興、および分野の発展を図ります。
プログラム
  • 開会挨拶:伊藤公孝 (核融合科学研究所)
  • 文部科学省からのメッセージ:牛尾則文 (文部科学省研究振興局)
  • 大型研究と国立大学の役割:五神真(東京大学)
  • 「非平衡極限プラズマ全国共同連携ネットワーク研究計画」藤澤彰英(九州大学)
  • 「パワーレーザーによる高エネルギー密度科学の新展開」兒玉了祐(大阪大学)
  • 「高強度低速陽電子研究施設」長嶋泰之(東京理科大学)
  • <若手研究者によるポスター発表>
  • 「物性科学連携研究体」岩佐義宏(理化学研究所)
  • 「未踏波長領域の極限コヒーレント光源による物性光科学の開拓」辛埴(東京大学)
  • 「強磁場コラボラトリー」野尻浩之(東北大学)
  • 科研費改革について:鈴木敏之(文部科学省研究振興局)
  • 討論
  • 閉会挨拶:田島節子(大阪大学)
参加費
無料(事前登録不要)
主催
日本学術会議第三部物理学委員会物性物理学・一般物理学分科会
後援
東京大学大学院理学系研究科附属フォトンサイエンス研究機構、東京大学院工学系研究科付属光量子 化学研究センター
問い合わせ先
森初果(東京大学物性研究所、hmori@issp.u-tokyo.ac.jp)

学術会議シンポ20160311

オープンアクセスを具体的に推進する政府の方策

第60回科学技術・学術審議会学術分科会で説明されている学術情報委員会審議中間まとめにおいて、オープンアクセスを具体的に推進する方策として「グリーンOA」、つまりセルフアーカイブが「主要な論文出版会社におけるジャーナル価格の高騰化に対する一つの対応策としても活発化」しており「関係機関は、J-STAGEの基盤整備等をはじめ、リポジトリや研究者の利便性を高めるための出版プラットフォームの整備に努め、これを国が支援していくことが必要」であると述べられています。

また、内閣府において次のような検討もされています。

オープンサイエンスにかかる世界的議論の動向を的確に把握した上で、我が国としての基本姿勢を明らかにするととともに、早急に講ずべき施策及び中長期的観点から講ずべき施策等を検討するために検討会を開催しました。国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会(内閣府)
「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書における今後の検討課題及びフォローアップのあり方について検討するために検討会を開催しています。オープンサイエンス推進に関するフォローアップ検討会(内閣府)

第5期科学技術基本計画

平成28年1月22日、平成28~32年度の第5期基本計画が閣議決定されました。第5期基本計画で掲げられた4本の柱のうち、「基盤的な力の強化」、すなわち「今後起こり得る様々な変化に対して柔軟かつ的確に対応するため、若手人材の育成・活躍促進と大学の改革・機能強化を中心に、基盤的な力の抜本的強化」に向けた取組の中で「オープンサイエンス」への推進体制の構築について述べられています。

オープンサイエンスとは、オープンアクセスと研究データのオープン化(オープンデ ータ)を含む概念である。オープンアクセスが進むことにより、学界、産業界、市民等あらゆるユーザーが研究成果を広く利用可能となり、その結果、研究者の所属機関、専門分野、国境を越えた新たな協働による知の創出を加速し、新たな価値を生み出していくことが可能となる。また、オープンデータが進むことで、社会に対する研究プロセスの透明化や研究成果の幅広い活用が図られ、また、こうした協働に市民の参画や国際交流を促す効果も見込まれる。さらに、研究の基礎データを市民が提供する、観察者として研究プロジェクトに参画するなどの新たな研究方策としても関心が高まりつつあり、市民参画型のサイエンス(シチズンサイエンス)が拡大する兆しにある。近年、こうしたオープンサイエンスの概念が世界的に急速な広がりを見せており、オープンイノベーションの重要な基盤としても注目されている。こうした潮流を踏まえ、国は、資金配分機関、大学等の研究機関、研究者等の関係者と連携し、オープンサイエンスの推進体制を構築する。公的資金による研究成果については、その利活用を可能な限り拡大することを、我が国のオープンサイエンス推進の基本姿勢とする。その他の研究成果としての研究二次データについても、分野により研究データの保存と共有方法が異なることを念頭に置いた上で可能な範囲で公開する。ただし、研究成果のうち、国家安全保障等に係るデータ、商業目的で収集されたデータなどは公開適用対象外とする。また、データへのアクセスやデータの利用には、個人のプライバシー保護、財産的価値のある成果物の保護の観点から制限事項を設ける。なお、研究分野によって研究データの保存と共有の方法に違いがあることを認識するとともに、国益等を意識したオープン・アンド・クローズ戦略及び知的財産の実施等に留意 することが重要である。また、国は、科学研究活動の効率化と生産性の向上を目指し、オープンサイエンスの推進のルールに基づき、適切な国際連携により、研究成果・データを共有するプラットフォームを構築する。第5期基本計画「第4章 科学技術イノベーションの基盤的な力の強化」「(2) 知の基盤の強化」より

これを受けて朝日新聞「学術論文、ネットで原則公開へ 公的資金使った研究対象」(2016年1月24日)という記事が出て、ちまたで議論が拡がっているようすです。