オープンアクセスを具体的に推進する政府の方策

第60回科学技術・学術審議会学術分科会で説明されている学術情報委員会審議中間まとめにおいて、オープンアクセスを具体的に推進する方策として「グリーンOA」、つまりセルフアーカイブが「主要な論文出版会社におけるジャーナル価格の高騰化に対する一つの対応策としても活発化」しており「関係機関は、J-STAGEの基盤整備等をはじめ、リポジトリや研究者の利便性を高めるための出版プラットフォームの整備に努め、これを国が支援していくことが必要」であると述べられています。

また、内閣府において次のような検討もされています。

オープンサイエンスにかかる世界的議論の動向を的確に把握した上で、我が国としての基本姿勢を明らかにするととともに、早急に講ずべき施策及び中長期的観点から講ずべき施策等を検討するために検討会を開催しました。国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会(内閣府)
「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書における今後の検討課題及びフォローアップのあり方について検討するために検討会を開催しています。オープンサイエンス推進に関するフォローアップ検討会(内閣府)