物性委員会主催「物性研究の中長期研究戦略について」開催告知

物性委員会主催「物性研究の中長期研究戦略について」
日時:10月8日(土)13時から17時
場所:Zoom開催予定

開催趣旨:
現在,日本学術会議が公募している,
「未来の学術振興構想」の策定に向けた「学術の中長期研究戦略」では、今後20~30年先を見通した学術振興の「ビジョン」と,その実現のために今後10年程度で実施することが必要な「学術研究構想」が求められていますが,募集要項にも記載されているように,複数分野にまたがる提案が期待されていることから,幅広い分野の連携を意識する必要があると思われます。

そこで,物性委員会では,提案を検討されている物性関連分野の皆様が、互いに内容を発表し,情報交換をするとともに,物性コミュティーからの意見を反映して分野の連携を意識したご提案を検討いただく場を提供したいと考え,
本会を開催することといたしました。マスタープラン2020では,物性分野を中心に提案予定の計画についての意見交換のシンポジウムを開催いたしましたが,今回はより広範な学術団体との意見交換が必要だと考えて,本会を企画した次第です。

プログラム

セッション1 座長:遠山 貴巳(東京理科大学)

13:00~13:05 堀田 貴嗣(物性委員会委員長・東京都立大学)
はじめに

13:05~13:25 加倉井 和久(中性子科学会・CROSS)
中性子科学の中長期研究戦略 -骨子-

13:25~13:45 久保 謙哉(国際基督教大学教養学部)
ミュオン科学の将来

13:45~14:05 下村 浩一郎(KEK物構研)
MLF第2ターゲットステーション:中性子・ミュオン科学の新たな展開

14:05~14:25 和田 健(KEK物構研)
大強度陽電子源による物性・基礎科学研究の新展開

14:25~14:45 小杉 信博(KEK物構研)
量子ビーム施設連携マルチプローブ学術研究基盤の構想

休憩(10分)

セッション2 座長:堀田 貴嗣(東京都立大学)

14:55~15:15 松田 康弘(東京大学物性研究所)
強磁場コラボラトリー:統合された次世代全日本強磁場施設の展開

15:15~15:35 坂本 隆一(核融合科学研究所)
核融合研で検討中の構想について

15:35~15:55 兒玉 了祐(大阪大学レーザー科学研究所)
パワーレーザーによる物質科学への貢献

15:55~16:15 田中 雅明(東京大学大学院工学系研究科)
スピントロニクス学術研究基盤と連携ネットワーク (Spin-RNJ) 拠点

16:15~16:35 森 初果(東京大学物性研究所)
「物性科学連携研究体」における中長期研究戦略

16:35~16:55
ディスカッション

16:55~17:00 遠山 貴巳(物性研究将来計画小委員会委員長・東京理科大学)
おわりに